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今週のお花

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両写真とも、二ーベルンギア・オーガスタという品種のお花。最近花がつき始めている。左は肥料や、土壌改良をあまりしなかった土。右は肥料も土壌改良も済ませた土で育成している。日光量と水やりに大きな差はない。別に正確に実験しているわけではないので、原因は不明だが、土壌の差で、花付きに影響が出ている可能性が高いとみている。

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これはキンセンカ。左は石灰を混ぜ、若干アルカリ性に寄った土壌に、最近植え替えをしたら、黄色っぽい花になったのである​。右は中性か、酸性よりの土壌である。これも別に実験しているわけではないので、正確にはわからないが、多分phが花の色合いに影響を及ぼした結果だと思われる。

土壌は大事

​植物を育てるとき、意識すべきなのは光と水と土である。この中で、一番扱いが難しく、そして意識が向きにくいものは、土だろう。光と水に関しては、とりあえず日中光が当たればよいし、あるいは土が乾いて見えたら水やりをすればよい。水やりを忘れること以外、あまり難しくないのではないだろうか。まあ、光も、水も、植物に応じて扱いは異なる。極めれば、きっと奥深い。

私が植物を育て始めたときも、土に対しては殆ど思考停止していた。光と水に関してはもはや思考していなかったので、つまるところ何も考えていなかったのである。

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「とりあえず、園芸店に売っている花と野菜の培養土?とか、そういうの買えばいいんでしょう😏」

​​

​こんな感じである。

実際この判断はおおむね正しかったと思う。当時、私は鉢で植物を育てる事にしか興味がなかったので、鉢の中を既製品の土で満たせばそれで全て終了。あとは自然がなんとかしてくれる世界であった。(勿論このやり方にも、後に一点気を付けるべきことを見つけた。下に書いておく。)

しかし、これは鉢で育てる場合に限る。というのも、実際に畑や花壇を作る際には、既に存在する土を如何に改良するか、という問題が立ちふさがるからである。

 

「とりあえず草むしりして、耕して、フカフカにしておけば、それだけで土の準備は万端!」という認識は、マインクラフトだけの話だと思った方が良い、かもしれない。まあ重要であることに変わりないが。

土壌に最も重要なのは肥料である。だが、それと同じくらいに“特殊な土”を上手に扱えることも重要である。様々な土をブレンドすることにより、水はけやphといった、植物にとって最適な環境を構築できるからだ。

以下に、ひらすな花壇作りでよく使っている土を紹介してみる。ただし、別に私も土に詳しいわけではないので、確かな情報を知りたい人はここを参考にすべきでないと注意しておく。ここでは、とりあえず土の名前だけでも知ってくれればそれでよいと思う。

〇赤玉土

所感

・関東圏で取れる土。園芸店に売られる土の中では最も一般的(な気がする)。大体これを入れておけばなんとかなる。

メリット

・水はけがよくなる

・水もちがよくなる

(どちらも多孔質体による性質だそう)

注意点

・僅かに酸性に傾いている

・リン酸(肥料の要素として大事なやつ)を吸収しやすい性質がある

〇鹿沼土

所感

・これも割と園芸店でよくみる土。赤玉土より酸性なので、ブルーベリーやアジサイを育てるのによいらしい。

メリット

・水はけがよくなる

・水もちがよくなる

・土を酸性に傾けさせたい時に有用

注意点

・酸性に傾いているので、ph管理に注意。

​〇腐葉土

所感

​・栄養素の高い土と言えばこれ、という感じがある。別に腐臭はしないので、腐っているわけではない、と思う。発酵している。

メリット

・土壌内の栄養分として期待できる。

・水持ちがよくなる

注意点

・入れすぎは良くないと思う(御気持ち)。

 

肥料を除く土と言えば、およそこの辺りを用いている。

この他にも園芸店にいけば、バーミキュライトだのKカルだのと、色々並んでいる。追々調べていくつもりである。

ちなみに最後に、市販の土を鉢に入れて植物を育てるときの注意点として、私が気付いたことを紹介する。

​それは、数年に一回、土のリサイクル材を用いたほうが良いということである。基本、鉢のように独立した環境の土は栄養分がなくなったり、土壌が悪い細菌に汚染されたり、何やら土に元気がなくなる。そのようなときに、土のリサイクル材を混ぜて、数週間発酵を待つと、再び上質な土に戻るのである。土の中にはいつでも元気な細菌がいる、というのはあまり自明ではないようである。その為、土を何年も使いまわしている方には、ぜひ土のリサイクル材を使用することをおすすめする。

 

というか、「土は発酵品である」という発想自体、極めて面白いものである。実際、このリサイクル材を使って数週間土を寝かせてみたが、その間に、土は確かに生暖かった。発酵熱を出しているのである。普段踏み散らかすだけの無機質な土に、“生暖かさ”という生き物に向けるはずの感覚を味合う。大変面白い経験である。その経験をする、という意味でも使ってみる事をおすすめできる。

2026/5/26

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​筑波大学園芸クラブ

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