top of page

 

皆さんは、ヤグルマギクという花をご存じだろうか。
​春に咲く綺麗な青色の花である。それが平砂花壇に咲いた。正確には平砂花壇すぐそこのゴミ捨て場の横から生えてきたのだが。
​なので最近ヤグルマギクをよく観察していたのだが、或る事に気づいた。以下の二つの写真を見てほしい。

HIHJqCPbAAA42yr.jpg
HIHJp77acAAIJx3.jpg

これは同じヤグルマギクである。皆さんはどちらが好みだろうか?

←(一枚目)が蕾から開花してすぐのころ。→(二枚目)は開花後しばらく経った状態である。

​気付いたというのは、花びらの色の変色具合に対する違和感である。私の思い出せる限りでいえば、花が次第に淡くなるという現象は見たことがなかった。花びらは欠け落ちる直前であっても色が変わらないか、むしろ黒ずむ、というのが私の一般的認識だった。例えば、ヤグルマギクの隣にあるキンセンカは、花びらが落ちる直前であっても、色が淡くなるということはない。しかしこのヤグルマギクは綺麗なままに、淡い青色へと変色している。年老いると次第に老人が白髪になるようなものだろうか。だとすれば、随分綺麗な白髪である。

そしてもう一つ、花びらの形が普通の花とは少し違うところである。→の方がより分かりやすいのだが、一つ一つの花びらがそれ自体で一つの花の形をしており、花が集まっているような感じをしている。管理人の浅学な知識の内では、花びらの形には合弁花と離弁花しか存在しない。しかし、この形はどちらとも言い難いのである。仮に合弁花であるとするなら、ヤグルマギクは本当に、沢山の花の集合体である。一方、もし離弁花であるなら、くるりと丸まった花弁、ということになる。いずれにしてもヤグルマギクを認識する事で初めて知った、面白い花びらの形である。

もしこの面白さが共有されたなら、是非平砂花壇に足を運んで、ヤグルマギクだけでも見ていってほしい。

一応最後に述べるが、私は→の方が好きである。線香花火を逆さにしたような線の細い綺麗さがあるからだ​。
                                                           2026/5/13

追記

​・インターネットサイトでぱっと調べる限り、どうやらヤグルマギクの花弁の形は、キク科の特徴らしい。以下Wikipedia。

草本(そうほん)または木本(もくほん)。

キクタンポポのように小さな(小花)がたくさん集まり、さらにそれが一個の花に見える点が形態上の主な特徴である。このような花の形状を頭状花序(とうじょうかじょ、略して頭花)という。また、その基部の、ガク(萼)のように見える部分を総苞片(そうほうへん)と称す。頭状花序(頭花)をつくる小花には、筒状花(管状花)と舌状花の二種類がある。ハハコグサは前者のみで花ができており、タンポポは後者のみで構成される。ヒマワリの花では、周囲を舌状花、中央を筒状花が占める。普通、花が筒状花のみまたは周囲に舌状花を持つキク亜科と、舌状花のみからなり茎葉に乳液を含むタンポポ亜科とに分類される。キク亜科をさらに数亜科に分けることもある。

世界ではおよそ9502万、日本では約70属360種のキク科植物が知られており、地球上のほとんどの地域で生育可能である。またそのため、キク科には多くの栽培植物帰化植物が存在している。

キク科の植物に抗変異原性があるものが多い[3][4]

(Cf: https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AD%E3%82%AF%E7%A7%91# 最終確認2026/5/15/19:26)

                                                                                                             2026/5/15​

© University of Tsukuba engei club  Wix.com

​筑波大学園芸クラブ

bottom of page